24thシングル『夜明けまで強がらなくていい』に収録された4期生楽曲である「図書館の君へ」に関して、賀喜遥香さんがrealsoundのインタビュー記事(https://realsound.jp/2019/09/post-410579_3.html)の中で、面白い指摘をしていました。

それは、「図書室の君へ」と7thシングル「バレッタ」の中に共通して、「ヘミングウェイ」というワードが出てくるということ!

今回は、その共通点から、この2曲に出てくる登場人物が同一人物であるという考え方ができるのではないかということで、考察をしてみました!

■「バレッタ」と「図書室の君へ」の共通点って?

出典:http://nogiviola.livedoor.biz/archives/8314952.html

この共通点に気付いたのは、インタビュー記事の中で、賀喜さんが以下のような指摘をしていたことでした。

賀喜:恋愛の曲なんですよね。歌詞にヘミングウェイが出てくるんですけど、個人的には「おおっ!」って思いました。「バレッタ」(※2013年11月発売の7thシングル曲)にも出てくるじゃないですか、〈ヘミングウェイを読みながら 僕はチラ見した〉ってフレーズが。

「バレッタ」というと、まだ2期生が加入したばかりという時期に発売されたシングルで、今からおよそ6年前のシングルですが、賀喜さんはその曲の歌詞にも「ヘミングウェイ」というワードが出てくることに気がついたようです。加入前から乃木坂を聴いてきた4期生ならではの洞察力といった感じがしますね!

■「ヘミングウェイ」って何?何を表している?

出典:https://times.abema.tv/posts/7016130

「バレッタ」では〈ヘミングウェイを読みながら 僕はチラ見した〉というフレーズが出てきますが、「図書室の君へ」でも〈ヘミングウェイなんて読んだことなかった 活字嫌いの僕なのに〉というフレーズが出てきます。

この「ヘミングウェイ」というのは、知っている方もいるとは思いますが、20世紀のアメリカの小説家の名前です。フルネームで「アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ」と言い、1954年には「老人と海」という小説でノーベル文学賞を受賞しています。アメリカ文学の古典とも言われており、アメリカでは誰もが知っている作家で、日本でも以前、教科書にも使われたことがあるほどで、知っている人も多いのでは無いでしょうか。しかし、アメリカ文学の作家の本を読むということはある程度、読書家でないと読む機会はなさそうなですよね。

■歌詞の主人公は同一人物?ストーリー的な繋がりがありそう!?

出典:https://twitter.com/hashtag/図書室の君へ

「図書室の君へ」では、前述の歌詞にまだ続きがあり、

〈ヘミングウェイなんて読んだこともなかった 活字嫌いの僕なのに なぜかここに座っている いつだったか君が手にしていたのを見てどんなことが書いてあるか気になって ページめくり始めた〉

という風に、主人公の男の子が好きな女の子が読んでいたヘミングウェイの本を、手に取ってみるというシーンが描かれています。

バレッタではどんな風に描かれているか、「ヘミングウェイ」というワードが出てくる歌詞の前後を追ってみると、

〈図書室の窓際で 女子たちが声潜め 会議中 ヘミングウェイを読みながら 僕はチラ見した 唇のその動きを 頭の中でトレースして〉

という情景描写になっており、こちらではヘミングウェイを読みながら気になっている女の子のことを見ている様子が描かれていますね。

また、こちらにも「図書室」というワードが出てきますし、共通点が二つもあるということで、これらのワードは確信的な使われ方をしているように感じられます。

この二つの曲の共通点からして「バレッタ」では、蝶の形をしたバレッタをつけている女の子に心惹かれる男の子が歌詞の主人公ですが、「図書室の君へ」で「ヘミングウェイ」を読んでいた女の子はそのバレッタをつけた女の子なのかもしれませんね!こうやって考えると、歌詞の世界観が繋がってきて面白いですね。

■「バレッタ」と「図書室の君へ」の作曲者と作詞者は?

作曲者は、「バレッタ」はサイトウヨシヒロさん、「図書室の君へ」は杉山勝彦さんということで異なっていますが、どちらも歌詞を書いたのは秋元康さんですので、2つの曲から似たようなインスピレーションを受けて、同じシチュエーションで曲を作ったと考えるのが妥当でしょうか?

■まとめ

今回は、賀喜遥香さんがインタビューで指摘していた「バレッタ」と「図書室の君へ」の共通点についてまとめてみました!ぜひ歌詞に注目して聞き直してみてください!

他にも、世界観がつながっている曲は多そうですね!また何か見つけた際に、ここで紹介していければと思います!